生化学的検査
検査項目名称 | HDLコレステロール(HDLC) | ||
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コード | 00032 | ||
統一コード | 3F0700000023271 | ||
検体必要量(mL)容器 / 保存 | 血清 0.5 | A-1 | 全血(室温) 遠心分離後(冷蔵) |
採取条件・提出条件 / 備考 | |||
所要日数 | 1 | ||
検査方法 | 阻害による直接法 | ||
基準値 | 40~96(mg/dL) | ||
実施料 / 判断料 |
容器画像
コンペジウム
高値 | 一次性・・家族性高αリポ蛋白血症 二次性・・糖尿病 |
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低値 | 一次性・・家族性HDL欠損症、魚眼病、アポA-Ⅰミラノ病 二次性・・高リポ蛋白血症、無βリポ蛋白血症、LCAT欠損症、肥満、糖尿病、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全、透析、ネフローゼ症候群、ウィルス性肝炎、アルコール性肝炎、動脈硬化、虚血性心疾患 |
解説 | ポリアニオンおよびカチオン性物質の静電的相互作用により、HDL以外のリポ蛋白中コレステロールとコレステロール測定用酵素との反応を抑制させた状態で、コレステロールエステラーゼの作用によりHDL中のエステル型コレステロールを遊離型コレステロールに変換する。さらにコレステロールオキシダーゼの作用によりHDL中の遊離型コレステロールから過酸化水素を生成させる。生成した過酸化水素はパーオキシダーゼの存在下でN-エチル-N-(3-メチルフェニル)-N’-サクシニルエチレンジアミン(EMSE)と4-アミノアンチピリン(4-AA)を酸化縮合させ、生成する赤紫色キノン色素の吸光度を測定することによりHDL中コレステロール値を求める。 |