生化学的検査
| 検査項目名称 | LDLコレステロール(LDLC) | ||
|---|---|---|---|
| コード | 00033 | ||
| 統一コード | 3F0770000023271 | ||
| 検体必要量(mL)容器 / 保存 | 血清 0.5 | A-1 | 全血(室温) 遠心分離後(冷蔵) |
| 採取条件・提出条件 / 備考 | |||
| 所要日数 | 1 | ||
| 検査方法 | 直接法 | ||
| 基準値 | 70~139(mg/dL) | ||
| 実施料 / 判断料 | |||
容器画像

コンペジウム
| 高値 | 虚血性心疾患の頻度が増加する。 |
|---|---|
| 低値 | |
| 解説 | コレステロールエステラーゼおよびコレステロールオキシダーゼを用いるコレステロール測定系において、LDLのみを選択的に可溶化させる界面活性剤を使用し、LDL中に含まれるエステル型コレステロールおよび遊離型コレステロールをコレステロール反応系に導き、LDLコレステロールを測定する。LDL以外のリポ蛋白(HDL、VLDL、カイロミクロン)に対する酵素反応は、この界面活性剤および糖化合物により阻害されるため、これらのリポ蛋白はコレステロール反応系に導かれることなく、反応液中にリポ蛋白の形で残存する。この原理により血中LDLコレステロールのみを直接測定する。LDLは基本的にTCと連動して増減することが多く、動脈硬化症起因性のコレステロールとして知られている。 |
