生化学的検査
| 検査項目名称 | 中性脂肪(TG) | ||
|---|---|---|---|
| コード | 00034 | ||
| 統一コード | 3F0150000023271 | ||
| 検体必要量(mL)容器 / 保存 | 血清 0.5 | A-1 | 全血(室温) 遠心分離後(冷蔵) |
| 採取条件・提出条件 / 備考 | |||
| 所要日数 | 1 | ||
| 検査方法 | 酵素比色法(グリセロール消去) | ||
| 基準値 | 30~149(mg/dL) | ||
| 実施料 / 判断料 | |||
容器画像

コンペジウム
| 高値 | 一次性・・家族性高リポ蛋白血症(Ⅰ、Ⅱb、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ型)、家族性HDL欠損症 二次性・・糖尿病、肥満、動脈硬化、痛風、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、末端肥大症、下垂体機能低下症、閉塞性黄疸、急性膵炎、ネフローゼ症候群、尿毒症、多発性骨髄腫、LCAT欠損症、薬物投与など |
|---|---|
| 低値 | 一次性・・無リポ蛋白血症 二次性・・甲状腺機能亢進症、アジソン病、下垂体機能低下症、肝硬変、吸収不良症候群、悪液質 |
| 解説 | 第一反応では検体中の遊離グリセロールを消去する。第二反応で検体中の中性脂肪をリポプロテインリパーゼによって加水分解し、グリセロールキナーゼおよびグリセロール-3-リン酸オキシダーゼによって過酸化水素を生成させる。この過酸化水素は、パーオキシダーゼ存在下で、DOSEと4-アミノアンチピリンを酸化縮合させ、青紫色キノン色素が生成する。この吸光度を測定することにより検体中の中性脂肪値を求める。 |
