このページの先頭へ

静脈血(血液・穿刺液)

微生物学的検査

検査項目名称 静脈血(血液・穿刺液)
コード 00062
統一コード
検体必要量(mL)容器 / 保存 静脈血 8~10 B-9、B-10 室温
採取条件・提出条件 / 備考 補足情報参照
所要日数 5~9
検査方法 Bergey's Manual他に基づく同定方法
基準値 [緊急報告]
1.2類・3類感染症が検出された時
2.血液・穿刺液、髄液から菌が検出された時
実施料 / 判断料

容器画像

コンペジウム

高値
低値
解説

補足情報

※採血の手順、培養ボトルへの接種と保管

採取部位に存在する皮膚常在菌が血液培養ボトルに入ると、臨床的な判断が困難になることがあります。採血部位の消毒や培養ボトルの取り扱いには注意してください。

1.採血者は十分に手を消毒し、滅菌手袋や採血シリンジ、消毒剤、血液培養ボトルなどを事前に準備する。

2.培養ボトルの上部はキャップをはずして、消毒用アルコール綿で消毒する。

3.アルコール綿を用いて採血部位を十分に清拭する。

4.ポピドンヨードやヨードチンキで採血部位から円を描きながら外側に塗り広げ乾燥するまで待つ。

5.採血部位に再び触れないようにして、必要量の採血を行う。

6.血液をボトルに分注し、静かに転倒混和する。

血液培養ボトルの分注量

・好気性ボトル 3~10mL(8~10mLが最適)

・嫌気性ボトル 3~10mL(8~10mLが最適)

・小児用ボトル 0.5~5mL(1~3mLが最適)

血液を注入した培養ボトルは室温保存し、速やかに提出してください。

前のページ戻る

静脈血(血液・穿刺液)

Copyright © 一般社団法人 八戸市医師会臨床検査センター All Rights Reserved.

MENU