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病理組織検査

病理・細胞診

検査項目名称 病理組織検査
コード 00801、00802、00803
統一コード
検体必要量(mL)容器 / 保存 10~20%中性緩衝ホルマリン固定組織 C-1 室温
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~14
検査方法 ヘマトキシリン・エオジン染色
基準値
実施料 / 判断料

容器画像

コンペジウム

高値
低値
解説

補足情報

◆所要日数

脱脂・脱灰処理、切り出し、特殊染色、免疫染色などが必要な場合は所要日数が数日追加となる場合があります。



◆①次に掲げるものは各区分ごとに1臓器として算定する。

ア:気管支および肺臓、イ:食道、ウ:胃および十二指腸、エ:小腸、オ:盲腸、カ:上行結腸、横行結腸および下行結腸、キ:S状結腸、ク:直腸、ケ:子宮体部および子宮頸部

注1 検査に当たって、3臓器以上の検査を行った場合は、3臓器を限度として算定する。

注2 リンパ節については、所属リンパ節ごとに1臓器として数える。

注3 1臓器から複数のブロック、標本等を作製、鏡検した場合であっても、1臓器の検査として算定する。



②診断上、免疫染色が必要となった場合は、追加オーダーさせていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。また、特定の疾患「悪性リンパ腫、悪性中皮腫、肺悪性腫瘍(腺癌、扁平上皮癌)、消化管間質腫瘍(GIST)、慢性腎炎、内分泌腫瘍、軟部腫瘍、皮膚の血管炎、水泡症(天疱瘡、類天疱瘡等)または悪性黒色腫」が疑われる場合、4種類以上の抗体を用いて免疫染色を行った場合は、所定の点数に追加、加算されます。



*検査材料の提出方法

病理組織検査をご依頼の際は10~20%中性緩衝ホルマリンでの固定をお願いいたします。



◆10~20%中性緩衝ホルマリン固定組織

①摘出した組織は乾燥・自己融解防止のため、直ちに固定してください。

②固定液は、組織の10倍程度を目安として使用してください。

③胃生研等の微小組織をご提出の場合は濾紙等に張り、直ちに固定液へ入れてください。

④一容器に一臓器(一種類の臓器)を入れてご提出ください。

注1)組織を固定入れた日時を必ず依頼書にご記入ください。

注2)下記の組織を提出される場合は、以下の点に注意してください。



子宮、その他大きい臓器

子宮や大きい臓器などでは固定が不十分となることが多いので、あらかじめ割面を入れてから固定してください。

胃、腸などのパンチバイオプシー(紙片につける場合)

生検材料の水分をよく取り除き、紙片上に10秒程度のせ10~20%中性緩衝ホルマリン液を入れてください。(組織を乾燥させないよう十分注意してください。)

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