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甲状腺刺激ホルモン(TSH)測定試薬と、基準値の変更について

2021年12月17日

平素、当検査センターをご利用いただきありがとうございます。
日本臨床検査医学会標準化委員会から甲状腺刺激ホルモンTSHのハーモナイ
ゼーションについての方針が示されたため、2022年1月4日から当検査セ
ンターでも、下記のようにTSHの試薬変更と、基準値を変更いたします。

*変更の経緯

甲状腺刺激ホルモン(TSH)値は測定キット間変動が大きいことが指摘されてお
り、IFCC (国際臨床化学連合組合) C-STFC(甲状腺機能検査標準化委員会)を
中心に国際標準化に向け取組みが行われてきました。TSHは基準となる測定法が
ないため,各試薬メーカーの測定値の平均値にそろえる(ハーモナイゼーション)
方法が採用されました。
2020年1月30日に、日本臨床検査医学会標準化委員会からTSH値のハーモナイゼ
ーションについての方針として、各試薬に補正係数を設定してIFCC基準適合検査
値(Phase Ⅳ)に準じた測定値とすること、日本人成人(20~60歳)のハーモ
ナイゼーション後の基準範囲が0.61~4.23 IU/mLであることが示されました。

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