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センター紹介

ごあいさつ

所長 松橋 英昭

 八戸市医師会会員の先生方をはじめ、上十三医師会や関係機関の皆さまにおかれましては、平素より八戸市医師会臨床検査センターをご利用いただき誠にありがとうございます。
 当センターは医師会会員の診療支援と地域住民の健康増進を図るため、1965年4月に開設されて以来、「会員のための検査室」として活動してまいりました。
 検査事業の存続と発展のために最も重要なことは高度な精度管理に裏打ちされた検査データの精度保障です。当センターは代表的な精度管理調査である「日本医師会精度管理調査」および「日本臨床検査技師会精度管理調査」において毎年優秀な成績を収めており、日本臨床検査技師会による「精度保障施設」(2019・2020年度)に認証されております。
 これからも知識の習得、技術の研鑽に努めるとともに、検体の集配、緊急時への対応、検査データの配信など利用者の皆様へのサービス向上を目指して参りますので、皆さまのご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

依頼方法と結果報告

1.  依頼方法

  1. 依頼書による依頼
    ・依頼書にチェックし、提出して下さい。
    ・院内セットは1〜7種類登録可能です。登録していただくとで、1カ所のチェックで済みますのでご利用ください。(随時セット内容変更可能)
  2. USBメモリーによる依頼(電子カルテ連携)
    ・電子カルテの依頼データをUSBメモリーに保存して依頼していただく方法です。

2. 結果報告の方法

  1. 報告書による報告
    ・各種報告書を集配スタッフが直接お届け致します。
  2. USBメモリーによる報告(電子カルテ連携)
    ・USBメモリーで検査結果を提供致します。
  3. FAX・電話報告
    ・依頼書の至急の欄にチェックをしていただくと、結果が出来次第FAX、電話で報告致します。
    ・緊急報告値があった場合、FAXで報告致します。

3. インターネット回線を利用した臨床検査情報連携システム(MInCS)

     WEBブラウザ上で運用するシステムで、検査結果参照、時系列表示、グラフ表示、報告書印刷、依頼書作成、検体ラベル出力、紹介状作成などの機能を有し、また電子カルテとの依頼・検査結果の連携が可能です。スマートフォン・タブレット等にも対応し非常時や往診時でも検査結果の参照が可能です。
電子カルテ対応メーカー

ラボテック、日立、パナソニック、セコム、富士通、NTT東日本、BML、ユヤマ、キャノン、ワイズマン、レスコ、トプコン、ニデック、OpenDolphin
※その他メーカーも随時対応致しますのでお問い合わせください。

業務内容

日本臨床衛生検査技師会精度管理調査委員より「精度保証施設認証書」、日本臨床細胞学会より「日本臨床細胞学会施設認定証」を取得しています。

生化学的検査

 最新の臨床化学自動分析装置3台、血糖分析装置2台、グリコヘモグロビン分析装置2台で生化学的検査、薬剤検査を行っております。緊急報告検査範囲が設定してある項目については、特に指示がない場合でもFAX等致します。
 日本臨床衛生検査技師会精度管理調査委員会より「精度保証施設認証書」を取得しています。


血清学的検査

 腫瘍マーカー、肝炎ウイルス検査、感染症検査、内分泌検査など最新の測定法で高感度に分析しております。また、輸血検査、血液型検査も行っており、不規則抗体が検出された場合は同定検査をし、別紙にて報告しています。


血液学的検査

 血算項目・血液像検査、凝固・線溶検査を行っています。異常値と判断したものは再検し、血液塗抹標本を作製・鏡検しています。血液疾患が疑われた場合は至急電話連絡し、血液像細胞所見を付記し報告致します。


一般検査

 尿沈渣や便潜血検査、虫卵検査、髄液・穿刺液検査などを行っております。尿沈渣では、JCCLS(日本臨床検査標準協議会)のガイドラインに従い鏡検を行い、異型細胞が認められた場合、細胞診検査室と連携し迅速に電話連絡、結果報告を致します。


微生物学的検査

 塗抹検査、培養同定検査、薬剤感受性検査を行っております。培養同定検査では、迅速な結果報告を目指しており、血液培養や感染症法に関連する病原菌は検出と同時に電話連絡を致します。耐性菌検出時は耐性菌コメントを付記し、検出菌やアンチバイオグラムなど、ご要望に応じた統計資料も準備しております。


病理学的検査

 弘前大学分子病態病理学の教授や病理医に診断していただいております。
 細胞診では、日本臨床細胞学会の認定施設となっており、液状検体において、液状化細胞診(LBC)を採用し、細胞検査士2名でダブルチェックを行っております。


※1.生化学・血清検査の検体は一週間冷蔵保存しておりますので、追加検査も可能です。
※2.少量の採血しかできなかった時には、共用できる検査がありますので、お問い合わせ下さい。(例:末血の検体でBNP)
※3.検査結果に対する疑問、臨床との不一致例などありましたらご連絡下さい。
 文献等準備し対応致します。

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